いかにしてアナキンはダースベイダーになったのか? 28年間のすべてのストーリーがつながっていく。

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世界中が待ち望んだスター・ウォーズ エピソード3「シスの復讐」が、ようやく日本でも公開がスタートする。特に今回のエピソード3は、すべてのストー
リーが完結することもあり、いち早く公開したアメリカでは、すでに社会現象のようにスター・ウォーズが取り上げられている。そして、最初のエピソード4の
公開から30年近くたった今でも、新しいフリークを生み続けている。
前作、エピソード2では、共和国と対立する独立惑星連合を率いるシスの暗黒卿が、独自にクローン軍団を作り上げたが、それを知ったジェダイ騎士団との戦
闘となる。一時はジェダイ騎士団に壊滅的な打撃を与えるも、ヨーダが共和国側のクローン兵の大規模援軍を率いて登場。独立惑星連合の中心となったドゥー
クー伯爵は敗走。そして、その戦闘で右手を失ったアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)がパメダ(ナタリー・ポートマン)と極秘結婚
したシーンで終わる。今回のエピソード3は、その後、再びシスの軍団が戦力を立て直し、共和国側との戦闘シーンで幕を明ける。

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今回のストーリーの中心となるのは、アナキン・スカイウォーカーが、いかにしてダースベイダーとなっていたか? につきるだろう。エピソード1から、
ジェダイ騎士団でオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)に師事していたアナキンがダークサイドに落ちていくプロセスが少しずつつ描かれていたが、こ
のエピソード3で、すべて1本のストーリーにつながっていく。それは、過去の3部作(エピソード4〜6)の見え方が一変するほど、魅力的かつ複雑なファク
ターで満ちている。そして、この映画のクライマックスは、オビ=ワン・ケノービと、アナキンのライトセーバーによる一騎打ちだ。この戦いが、スター・
ウォーズの始まりとなったエピソード4の、ダースベイダーと化したアナキンと、オビ=ワン・ケノービに教えを受けた息子のルーク・スカイウォーカーの物語
へとつながっていくことは、言うまでもない。
特撮としてのクラシックとなったスター・ウォーズ・シリーズ

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1977年に公開された当時から、ライトセーバーを使ったアクションシーンや、自分が戦っているかのような錯覚をさせる戦闘シーンなど、黒沢映画やクラ
シカルなアクション映画の伝統を踏まえながらも、革新的な映像を見せていた。多彩なキャラクターや現代アートともいえるデザインもまた、スター・ウォーズ
の魅力である。28年たった今もそれは変わらない。ここ数年、「ロード・オブ・ザ・リング」をはじめ、SFの超大作が作られるようになったが、そうした中
にも、スター・ウォーズの影響を見ることができる。スター・ウォーズこそが特撮映画の古典であり、特撮の進化も担っていたことが改めて見えてくる。今回の
エピソード3も、観客を飽きさせることなく、様々な視覚効果が詰まっている。戦闘シーンや未来都市風景の特撮や、アクションシーンも魅力的だが、今回のエ
ピソード3は、アナキンを通して人間の持つダークサイドとフォースのバランスを描くことで、今まで以上にドラマとしての深みが出ている。

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スター・ウォーズ エピソード3「シスの復讐」
監督:ジョージ・ルーカス
出演 ユアン・マクレガー
ナタリー・ポートマン
ヘイデン・クリステンセン
配給 20世紀フォックス映画
7月9日より全国拡大ロードショー
詳しい情報はこちら
http://www.starwarsjapan.com/episode-iii/