ebenkyo

メインメニュー

eBenkyoの記事を検索

キーワード:
イー・ムービー

「皇帝ペンギン」


白い世界の中で、たくましく生きる皇帝ペンギンを追った傑作ドキュメンタリー


© jerome maison/bonne pioche. All Rights Reserved.
© jerome maison/bonne pioche. All Rights Reserved.
 ここ数年、動物を主題にしたドキュメンタリーの名作が数多く出ている。その走りは、やはりリュック・ベッソンの「アトランティス」であろうか。こうした映 画の特徴として、有無を言わせる自然の持つ美しさを完璧なまでにとらえていることだ。また、エコロジー意識の高まりもこうした映画を作らせる要因だろう。 自然の力にその映像美に、多くの人間はただ圧倒されてしまうだけだ。今回の映画もそうした魅力をスクリーンいっぱいに描き出す。カメラにとらえられている のは「皇帝ペンギン」だ。

 マイナス40度の南極で、叩きつけるようなブリザードになか身じろぎもせず身を寄せ合う皇帝ペンギンの群。その足下には小さな卵。新しい命を 守るため、父親は120日間何も食べずに卵を抱き、母親はエサを求め旅に出る。そのユーモラスな姿から想像できない厳しい生き方とのコントラストが余すこ となく描かれている。カメラを回したのは、のべ8880時間という。監督は動物行動学の研究者でもあるリュック・ジャケ。もともとは研究のためだったの が、いつしか皇帝ペンギンに惹かれ追い続けたという。その情熱がこの映画の至るところでうかがうことができる。また、今回はナレーションも自らつとめてい る。

© jerome maison/bonne pioche. All Rights Reserved.
© jerome maison/bonne pioche. All Rights Reserved.
 本国では、世界的大ヒットとなった『WATARIDORI』、去年日本でも大評判となった『ディープ・ブルー』の10倍の大ヒットを記録したということからも、この作品の偉大さがわかる。            

「皇帝ペンギン」2005/フランス  監督 リュック・ジャケ  
7月16日 恵比寿ガーデンシネマ
7月23日 全国拡大ロードショー 
配給 ギャガ・コミュニケーションズ
http://www.gaga.ne.jp/emperor-penguin/              

バックナンバー

投稿