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ツール・ド・フランス2005 RESULT

ランス・アームストロング、前人未踏の7連覇で有終の美を飾る。

 もう、彼がマイヨ・ジョーヌを身にまとってシャンゼリゼを走る姿は見られないだろう。ランス・アームストロングがツール・ド・フランス7連覇の偉業とと もに、バイクを下りる時がやってきたのだ。過去には、アームストロング以外にも強いチャンピオンがいた。メルクス、イノー、レモン……。それでもアームス トロングはその記録も記憶も超えていった。

 今年のツール・ド・フランスもまた、アームストロングの強さが目立った大会だった。ステージ後半に、ライバルのヤン・ウルリッヒ(T-モバイル)、アー ムストロングの後継者としての存在感を示そうとするイアン・バッソ(チームSCS)とアームストロングが併走するシーンが何度か見られたが、そんな状況で もアームストロングの強さは揺らぐことはなかった。それを見た限り、"8連覇も可能なのでは?"と思わせたほど。

 また、アームスロングの強さとともに、ディスカバリー・チャンネルの強さ、を見せつけた。アームストロングが7連覇をしている期間、他のレースを捨て て、ツール・ド・フランスだけに注力するチーム(昨年まではUSポスタル)に対して、ヨーロッパの関係者やファンから批判があったことも事実。しかし、今 年からUCIのルールが変わり、すべてのプロツアーに参戦するようになった途端、ジロ・デ・イタリアでパオロ・サボルデッリが総合優勝。このツール・ド・フランスでもアームスロング 以外の選手の活躍も目立った。ツールには出ていないが、日本人やニュージーランドの選手もチームに加わり、今後もサイクルロードレースをリードする存在と なるだろう。

 今大会で目についた選手といえばアレクサンドル・ヴィノクロフ(T-モバイル)。期待外れのヤン・ウルリッヒの走りに代わって、最後のステージでは優勝 を果たし、総合5位に食い込む活躍を見せた。彼はすでに来期、T-モバイルを離れ、リバティ・セグロスへの移籍が決まっている。

ツール・ド・フランス2005個人総合順位
1 ランス・アームストロング(ディスカバリー・チャンネル/アメリカ)
2 イヴァン・バッソ(チームCSC/イタリア)
3 ヤン・ウルリッヒ(T−モバイル/ドイツ)
4 フランシスコ・マンセーボ(イリェス・バレアレス-ケース・デパーニュ/スペイン)
5 アレクサンドル・ヴィノクロフ(T−モバイル/カザフスタン)

ツール・ド・フランス2005各賞
マイヨ・ジョーヌ=総合優勝 ランス・アームストロング(ディスカバリー・チャンネル)
マイヨ・ヴェール=ポイント賞 トル・ハスホフト(クレディ・アグリコル)
マイヨ・ポワンルージュ=山岳賞 ミカエル・ラスムッセン(ラボバンク)
マイヨ・ブラン=新人賞 ヤロスラフ・ポポヴィッチ(ディスカバリー・チャンネル)

ツール・ド・フランス2005チーム総合順位
1 T−モバイル
2 ディスカバリー・チャンネル
3 チーム CSC
4 クレディ・アグリコル
5 イリェス・バレアレス-ケース・デパーニュ

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