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第16回:TOEICリニューアル
みなさんおなじみのTOEICが、リニューアルされるようです。2006年5月28日に実施予定の第122回公開テストより新テストが導入されるとのこ と。企業や学校などの団体特別受験制度では、2007年度以降に導入予定とされているのでまだ先になりますが、公開テストを受けている人にとってはリ ニューアルまで1年を切ったことになります。さて、一体何が変わるのでしょうか。
詳細はhttp://www.toeic.or.jp/toeic/new/ TOEICの公式ホームページに掲載されていますが、新テストでは、実際のコミュニケーションにより近い形式で、長い文章を英語でやりとりできる能力や、 複数の文章の情報を関連づけて理解する能力などが測られるそうです。問題文が長くなるなど、問題量が増えたようにも感じますが、「問題文の数を減らし、回 答を導き出すために多くの情報を提示する」といった方法で、負担を軽減するようです。
また、新テストのコンセプトである「More Authentic(より実際的な)」という言葉通り、Listening試験には発音のバラエティとして、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリ ア・ニュージーランド英語が採用されるんだとか。確かに、日本人の私たちになじみがあるのはアメリカやイギリスの英語が中心ですが、英語は世界中で話され ている言葉なので、発音のバラエティが増えるのも当然なのかもしれません。そういえば私も、英米の英語は問題なく聞き取れていたはずなのに、はじめてオー ストラリア人と話した時「I have a cat」の「cat」が聞き取れず、何度も聞き返した経験があります。まぁ発音は慣れですから、クセのある英語でもしばらく聞き続けていればわかるように なるもの。新テストに向けて、いろんな国の人と話してみるのもいいかもしれません。IT業界で仕事をしている人であれば、IT技術者の多いインド系の英語 もお手のもの、なんて人も多いかもしれませんね(ただ、残念ながらインド英語はTOEICの試験に含まれないようですが)。
もうひとつの変化は、多くの人にとって朗報といえるかもしれません。それは、誤文訂正問題がなくなることです。あのセクションは、私が以前TOEICの講 師をしていた時、生徒の評判の悪さナンバーワンでした。確かに、文法力を測るための問題としては悪くないのですが、実際のコミュニケーション上、他人の犯 した文法の間違いがわかったところで、たいして役には立ちません。あのような重箱の隅をつつくような問題は、英語の先生でない限りどうでもいいような気が します。
新テストの公式問題集は、2005年12月にTOEIC運営委員会より出版される予定なんだそうです。それまで待てない、早くどんな試験になるのか見てみたい、という人はコチラ「http://www.toeic.or.jp/toeic/new/new02.html」にてサンプル問題がTOEICのホームページ上で公開されているので、お試しあれ。
そういえば、今さらですが、英検の方も2004年度第1回の試験から一部の級の試験内容が変わっていたのですね。知らなかった・・・ まぁ、英検は時々リニューアルがあるようですが、TOEICのリニューアルはなんと試験が開始されて以来初めてということですから驚きです。
さーて。きょうこ先生もずいぶん長くTOEICを受けていないことに気が付きました。リニューアルを機に、一度受けてみようかな。
