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きょうこ先生

第11回: 面接でハッタリをかまそう

以前、私が勤めていた外資系企業でのお話です。そこには、外国人と日本人が約半数ずつ勤めており、いろんな国籍の人たちが面接試験にやってきました。直接私が面接官になることはなかったのですが、いろんな人の面接話や逸話などを聞いて感じたのは、外国人の自己アピールのうまさ。うまいというより、時々ハッタリではないかと思えるようなアピールをします。これもできます、あれもできます、何もできないことはありません、といった勢いです。

例えば、「日本語はできますか?」という質問に対する答え。片言で簡単な挨拶ができる程度かなーというレベルなら、「日常会話ならOK」と彼らは答えます。実際に日常会話がある程度できれば、「ぺらぺら」になります。日本語がぺらぺらだと主張して入社してくる彼らの日本語は、はっきり言って「英語があまりできません」と言って入社してくる日本人の英語とあまり変わらないレベル(時には後者のレベルのほうが高いことも)ということがよくありました。まー面接で自分が不利になるようなことを言いたくないってのはわかりますが、そこまで言っていいものか。

しかし、ちょっと考えてみましょう。仕事をゲットするためには、多少のハッタリもアリなのではないでしょうか。自分の能力よりちょっと上のことを言って、その自信あり気な態度で仕事をゲット、その後仕事でボロが出ないよう、面接で言ったとおりのレベルを目指してがんばればいいのです。あまりにも実際の能力とかけ離れたことまで「できます」と言ってしまうと、入社してすぐにバレてしまう恐れもありますが、プラスアルファの能力くらいならその後の努力で何とかなると思いませんか?

しかも面接官が外人だとしたらなおさらです。彼らは自らが面接でプラスアルファの能力を主張してきた人たちです。そんな人に対して日本人にありがちな謙遜した態度で面接に望んでしまうと、「なんだ、その程度しかできないのにこの仕事に応募してきたのか、無理じゃないの?」なんて思われてしまうかもしれません。そして、面接の鉄則として「できません」とは決して言わないこと、というのは、外人相手のみならずどんな時でもあてはまるのはご存知の通りです。

いえ、何もうそをつけと言っているわけじゃありません。でも、自己評価を少しくらいあげたって罪にはなりません。そしてきっと、あなたがそのプラスアルファ分の能力を発揮するには、ちょっと努力すれば可能なはずなのです。

「英語は日常会話くらいなら何とかなるんだけどなー」と思っているそこのあなた。次の面接では「ビジネスで通用するくらいの英語力はあります」と言ってみませんか?そして運良くその仕事をゲットしたら、今まで以上にがんばって英語の勉強をしてみましょう。きっとあなたの英語がビジネスで十分使えるようになる日はそう遠くないはずです。

きょうこ先生へのおたよりはkyoko@careercross.comまで

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