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トゥルーへの手紙
人気写真家が愛犬との関わりを通して描く、平和な日常

© courtesy of Bruce Weber and Nan Bush
NYの世界貿易センター近くの自宅に数匹の愛犬を残したまま、旅先で9.11のテロを知ったブルース・ウェバー。その時の恐ろしさからこの映画を撮ることになったという。
「あれ以来世界は変わってしまった。もしかしたら今日がこの世で最後の日かもしれない」。
今まで美しく調和が保たれていたと思っていた世界が、実に不安定なものだと思い知らされた時、人は考える。生きるということはどういうことのか? 愛とは何なのかそして幸福とは?

© courtesy of Bruce Weber and Nan Bush
フィルムには、ブルース・ウェバーと親交がある、ダーク・ボガード、エリザベス・テーラー、ハービー・フレッチャー、ラリー・バローズ、オノ・ヨーコ…など様々な人たちのエピソードや言葉をちりばめながら、愛する心、そして平和についての思いを淡々と描き出していく。
犬たちが喜びながら海へ走る姿、農場で破天荒に遊び続ける家族たち、マーティン・ルーサー・キング牧師の力強い演説とともに写し出されるハイチ難民や戦争の悲惨さ…。そのどれもが、ブルース・ウェバーならではの、虚飾のない、それでいて美しさのある映像で描かれていく。
愛は目に見えない。しかしこの映画のなかには、はっきりとそれを感じることができる。だから、愛がわからなくなった時、そしてなにかに疲れたとき、ぜひ観てほしい作品だ。

© courtesy of Bruce Weber and Nan Bush
アメリカ 2004年
カラー 78分
監督・脚本 ブルース・ウェバー
配給 キネティック
10/1土〜シネマライズ(渋谷)他、全国順次公開!
http://www.excite.co.jp/cinema/special/alettertotrue/intro.dcg
※〜10/30日まで、青山旧紀ノ国屋跡地特設ミュージアムにて
「ブルース・ウェバー展」開催。入場料1000円
