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きょうこ先生

第19回: がんばれニッポン企業!

先日、米国アトランタで開催された「XML Conference」という技術系の国際会議に出席してきました。XMLが何かということは、ここで取り上げるつもりはありません。私も人に説明できる ほどわかっていませんから(^^;;。それはさておき、今日ここで取り上げるのは、そのConferenceに出展していた日本企業についてです。

その企業とは、日本を代表するソフトウェアベンダー、ジャストシステムです。今でこそワープロソフトといえば「Microsoft Word」が主流となってしまいましたが、ひと昔前はジャストシステムの「一太郎」が日本語ワープロソフトの代名詞ともなっていたほど、日本語ワープロ市 場を一世風靡したのがこのジャストシステムでした。

マイクロソフトに目をつけられてシェアを落とした企業はジャストシステムだけではありませんし、中には本当につぶされてしまった企業もあります。そんな 中、ジャストシステムはその後も根強い一太郎ファンに支えられ、日本で数少ないソフトウェア企業としてがんばっています。そのジャストシステムが、今度は 「すべてのドキュメントをXML化する」というコンセプトをもとにした製品「xfy」で、世界にはばたこうとしています。

一太郎は日本語のための製品でしたが、xfyはXMLのための製品です。XMLはコンピュータ言語ですから、世界共通の言語です。となると、xfyは世界 各国の人に使ってもらうチャンスがあるわけです。今回のConferenceは、全体の出席者が約300人程度だったそうなのですが、ジャストシステムか らはその1割に匹敵する約30人が出席していたといいます。同社のXMLに対する本気度もかなり高いことが伺えます。

現地では、社長も含め多くの社員が英語で一生懸命製品の説明にあたっていました。日本語ワープロの会社に、こんなに英語ができる社員がいるなんて、それだ けでもちょっとした驚きでしたが、彼らの製品にかける思いに同じ日本人として私も胸が熱くなりました。xfyを発表して以来、突然海外出張の機会が巡って きたという社員の人は、「日本語ワープロの会社に就職して、こんなに頻繁に海外出張することになるとは思わなかった」と話していました。

企業のグローバル化が進む中、このような方向転換はどの会社でも起こりえることなのかもしれません。日産自動車にルノーの資本が入り、「いきなり外資系企業になって社内の公用語が英語になった」とあせって英語学校に走った社員がいたことを思い出します。

「英語なんて仕事に関係ない」と思っている人でも、ある日突然会社の立ち位置が変わる可能性があります。備えあれば憂いなし、今から英語の勉強してみませんか?

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