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フィギュアスケート グランプリファイナル

注目は日本勢の戦い。男女ともトリノがかかる大会



 12月16日〜18日の3日間、東京は代々木第一体育館でフィギュアスケートグランプリシリーズのファイナルが開催される。この大会は、年6回世界各地で行われ、成績をポイント化し上位6名(組)による争い。現時点でフィギュアスケート世界一を決める大会であり、トリノ五輪前哨戦という位置づけだ。

男子シングルは高橋大輔と織田信成が日本から出場。この2人は前回のNHK杯でともに同じリンクに立った。同大会で優勝した織田選手は、安定してパフォーマンスを発揮する技術力を持っている。一方、高橋選手は高得点が望める4回転トゥループに加え、リンクを魅了する表現力がある。どちらも上位に行ける力を持っている上、トリノ五輪代表枠1を争っている。それだけに失敗が許されないというプレッシャーも大きい。
特に国際スケート連盟(ISU)のルール改正により、スピン、ステップとリフトの配点は上がり、その分、リスクをおかして難易度の高いジャンプをするべきかどうか。特に高橋選手は、NHK杯のフリースケーティング時にジャンプを失敗し、演技全体が崩れてしまった。その反省をいかして、どう立て直してくるか。

 そして、女子シングル。NHK杯で優勝した中野友加里選手、4位でパフォーマンスも冴えず不完全燃焼だった安藤美姫、GPファイナルで是が非でも優勝を決めトリノ五輪への特例出場をもらいたい浅田真央の3選手だ。この大会で、3位以内に入賞すれば23日からの全日本選手権を待たずして、五輪の「内定」を獲得することができる。NHK杯では遠征の疲れから力を発揮できなかったが、「次は勝ちます」と笑顔で応えていた。安藤は4回転サルコウという武器を持つのに対し、浅田、中野は、トルプルアクセルを跳べる。ただ、安藤は今シーズン4回転の成功率が低く、浅田と中野は安定感がある。全体の構成力や技術に関しては、3人ともトップレベルにあるだけに、いかに最初の大技で流れに乗れるか。そこが勝負の分かれ目となる。
 現在、トリノ五輪へ出場するための獲得争いは、中野友加里、安藤美姫、荒川静香、村主章枝、恩田美栄の5人に加え、浅田真央が国際スケート連盟(ISU)からの「特例」待ちになっている。五輪出場枠は3。この代表争いも含め、非常に話題の多い大会となるだろう。

大会日程@代々木第一体育館
16日 オリジナルダンス、男子SP、ペアSP、女子SP
17日 フリーダンス、男子フリー、ペアフリー、女子フリー
18日 GALAエキシビション


出場選手
男子シングル 織田信成、高橋大輔、エマニュエル・サンデュジェフリー・バトル 、ステファン・ランビエールブ 
女子シングル 浅田真央、安藤美姫、中野友加里、イリーナ・スルツカヤ、エレーナ・ソコロワ、アリッサ・シズニー
その他、ペア、アイスダンス。

放送はテレビ朝日系

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