ebenkyo

メインメニュー

eBenkyoの記事を検索

キーワード:
イー・ムービー

ミュンヘン


国家と家族、戦いと平和の意味を問う
スティーブン・スピルバーグの最新作

オペレーションは暗殺。それぞれのスペシャリストの仕事ぶりにも注目
オペレーションは暗殺。それぞれのスペシャリストの仕事ぶりにも注目
 スポーツと政治は関係ないとされていたにもかかわらず、毎回のようにオリンピックが政治の道具として使われてきた事があった。その中でも最悪の事件とし て記憶されているのがいわゆる”黒い9月”と呼ばれる出来事だ。1972年パレスチナゲリラが、ミュンヘンオリンピックに出場する選手団を襲い、11人が 射殺されたのだ。アカデミー賞監督のスティーブン・スピルバーグがこの事件をテーマに取りあげたのが「ミュンヘン」だ。

 イスラエルの諜報機関モサドは、”黒い9月”の事件に対し、パレスチナゲリラへの報復を決定。そのミッションを受けたのが、リーダーのアヴナー(エリッ ク・バナ )をはじめ、オペレーションを遂行すべき集められたスペシャリストたち。テロを企てたパレスチナ指導部の暗殺をするために、その地へと向かう。しかし、ア フナーたちは、使命とは別に、人間としての心の痛みと戦うことになる。果たして、その任務の本当の終わりはどこにあるのか?  映像は、今までのスピル バーグらしさを残しながら、サスペンス風の展開でついつい引き込まれる。
                                                              
家族と国家にゆれるメンバーの心を描く
家族と国家にゆれるメンバーの心を描く
 この映画の話題の1つが、スピルバーグ自身がユダヤ系であり、この事件をどう捉えているのかだ? 「シンドラーのリスト」や「プラベート・ライアン」で 見せたスピルバーグ流のヒューマニズムは、現在の中東情勢やアメリカの政治に対するメッセージにもつながっていく。すでにアメリカでは昨年暮れに公開され ているが、未だこの映画に対する議論が絶えない。繰り返されるテロと平和の意味を改めてスピルバーグが問う力作だ。










「ミュンヘン」
監督
スティーヴン・スピルバーグ

2006年2月4日(土)より、丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にて拡大ロードショー
TM & (C) 2005 DREAMWORKS LLC./Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
配 給:アスミック・エース
オフィシャルサイト:http://munich.jp/


バックナンバー

投稿

この記事に対するコメントはまだ投稿されていません。あなたの見解やアイディア、みんなの役に立つ情報を入力し、他のユーザーと積極的に意見交換しましょう。

投稿する