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LAST DAYS

「LAST DAYS」
現代のカリスマと化したカート・コバーンの最後の2日間の真実 




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NIRVANA の最期をご存知だろうか? ザ・ビートルズ以降、音楽シーンに多大な影響を与えたといっても過言ではないバンド、それがNIRVANAだ。ヴォーカル&ギ ターのカート・コバーン、ギター、現在フーファイターズのメンバーであるドラムのデイブ・グロール、そしてベースのクリス・ノヴォセリックの3人は、シア トルで生まれたバンドだった。当時はまだグランジなる言葉がなく、ノイズのような激しいギターサウンドと、相反するベクトルであるメロディアスな曲。そし てネガティブで歌詞が一体化されたサウンドで、91年にシングル「Smells Like Teen Spirit」、衝(笑?)撃的なジャケットの『ネヴァーマインド』を発表。バンド自体をメジャー戦線に押し上げるとともに、アンダーグランドな音であっ たグランジそのものがロックのメインストリームに。しかし、カートが92年にコートニー・ラブと結婚してから、バンドは活動が麻痺状態に陥ることになる。 自分の理想像とブレーキが効かなくなったバンドとのギャップに悩み始めたカートは、ドラッグ漬けの毎日を送ることになってしまう。そして、ついに・・・
カートが自宅のバスルームで自殺したのがNIRVANAの終わりだった。

こ の「LAST DAYS」は、そのカートがドラッグ漬けになっている生活の中で、死ぬ直前のラストデイズを描いたものになっている。あっという間に世界の音楽シーンの頂 点にまで登りつめ、伝説までにもなったNIRVANAのバックボーンであるカートの知られざる苦悩、苦痛や戸惑いプレッシャーなどが降りかかった最期の2 日間。カートなりの、理想と現実がどのようなものだったのだろうか?

監督はマット・デイモンやベン・アフレックが出演しアカデミー賞ノミ ネートになった『グッド・ウイル・ハンティング』や『エレファント』のガス・ヴァン・サント。カートの死と監督の親友であった人間の死とがダブって見え、 また両者とも死亡時期が一緒だったために、何か運命あるいは使命感を感じたのだろう。それだけに、この作品への思いは強く、また題材が世界の NIRVANAだけに失敗が許されないので、期待のできる作品といえるだろう。
カート役には、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』でヘド ヴィグのライバル役を演じたマイケル・ピット。ここ数年実力派俳優という称号を得るようになり、この作品でさらに飛躍が期待される。また、彼自身「パゴ ダ」というバンドの一員も兼ねており、この作品内で挿入歌として使われている「Death to Birth」や「That Day」はマイケル自身が作曲し演奏している。

監督と主人公が、この作品に対する意欲と納得まで仕上げる!という意気込みが、伝わってくる。

公開は3月18日(土)から、渋谷シネマライズ
http://www.elephant-picture.jp/lastdays/

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