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ケンゾー&ヒロコ

Vol.4 ポジティブに、タフに、しゃべる言葉でハートがつながる


WWEには男性の人気を集める「ディーバ」という役割の女性がいる。中でもその代表格の1人、トーリー・ウィルソン。実は浩子さん、最初はトーリーとのコミュニケーションがうまくいかなかったこともあったそう。その理由は…。

浩子「初めて選手控え室に入った時、遠慮もあって私は隅の方にいたんですね。仲がよかったゲイル・キムに、ここの中で掟があったら教えて欲しいと言ったんです。そうしたら彼女「そんなものあるわけないじゃない」。そんな話をした時に、トーリーは、遠慮みたいなものがあるということに気づいてくれました。私は respect しているつもりだったのが、彼女にしてみたら別のものを感じていたんですね。浩子が隅にいるのは、自分のことが嫌いだからという風に。その誤解が解けて、そこから彼女とうち解けるようになりました。

いきなり職場がアメリカになると、中身が日本人だと対応できないところが出てきます。英語をしゃべれるしゃべれない以上に、感覚をアメリカンにすることが大切ですね。図々しくて、タフで、言うときにはピシャッと言う。いいことに対しては、いかに素晴らしかったかを、日本人が思うより理屈っぽいかなと思うぐらい説明する。挨拶でも、「How are you doing?」と聞かれたら、「I'm fine thank you. and you?」みたいになりますけど、常に「excellent」とか「very good」と言うと、すごくやる気のある人に見えるじゃないですか? そんな気持ちを出していくことが大切です。仕事が終わった後も「今日の試合はどうでしたか?」と言われると、率直に質問に答えたくなりますが、そんな時でも「very happy!」と答えると、相手の見方も変わってきます。英語を使う上で、そういう事が大切なのかなと思います。

笑顔で「excellent」。これがアメリカで成功するための秘訣だ。
笑顔で「excellent」。これがアメリカで成功するための秘訣だ。
実はアメリカって、スタンダードがないんです。「正装して来てください」という依頼があっても、シルクハットをかぶってくる人もいれば、ターバンを巻いている人もいる。そういうところですから、どこでつながるかと言うと、最終的にはハートなんです。“一緒に仕事ができて、すごくうれしい”。そんな気持ちを素直に表現することが大切です」

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