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第2回 増田安吉子<国家認定ガイド>

第1話 増田安吉子<国家認定ガイド>マルタ島・スリーマ在住


「えっ、マルタ? イタリアにある島だっけ?」。日本におけるマルタの知名度は、残念ながら決して高いとは言えないが、イタリア半島の爪先に位置するシチリア島の、さらにそ の南の沖合、地中海の真ん中に浮かぶ小さな島がマルタ。日本の淡路島の3分1ほどの小さな小さな国だが、れっきとした独立国なのである。地中海の真ん中と いう地理的条件から、太古より文明の十字路として歴史を刻んできた島内には、世界最古とも言われる巨石神殿群をはじめ、中世の大規模な城塞都市など数多の 古跡が残り、“世界遺産の島”として既にヨーロッパ各国ではなの通ったリゾート地なのである。

そこで今回は“世界遺産の島”マルタで、国家認定のツアーガイドをする「増田安吉子」さんを紹介しよう。

子供の頃に描いていた“夢”、
    「兼高かおる」のようにいつか私も世界中を見たいと思っていました



1968年、東京の足立区で生を受けた「増田安吉子」は、当時としては珍しく小学校時代から英語を習っていたという。グローバル化が急速に進 む現代社会ならいざ知れず、当時としては実に珍しいことである。そこでまずは、何故小学校時代から英語なのかを聞いてみた。

「親が特別に教育熱心だからというのではないんです。私の育った家庭環境というのは、仲良し親子というか、毎週日曜日は家族で“世界の子供 達”や“兼高かおる世界の旅”をみるような家庭だったんです。その影響からでしょうか、子供ごころに私もいつかは兼高かおるのように世界中を見て回りた い、と言うようなことを親に訴えていたようです。そんな私の気持ちを考えて英語を習わせてくれたのでしょう。もちろん英語だけに偏ったりしないように、お 習字やピアノといった習い事もさせてもらいました。しかし、そのどれもそこそこで英語のように上達しなかったみたいですね。やはり子供の漠然とした夢とは いえ、好きで始めたことは長続きするものです。英語だけは中学、高校と時代、環境が変わってもずっと好きで成績も割りと良かったのを覚えています。」

すると夢の実現のために当然大学は英文科に進学と思いきや、その答えは以外にも外国語学部のドイツ語科に進んだのだと言う。

次回は「何故ドイツ語を専攻したのか」という話を聞きながら
今の仕事に至る道程に迫ることにする。

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