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イー・ミュージック

スウィッチフット

執筆者: zai
掲載日: 2006-12-25

キャリア10年目のスウィッチフットが放つ勝負の1枚!


サーフボードの上で足を入れ替える動きから名付けられたスウィッチフット。そしてバンドの出身はサンデェゴ。それだけで、このバンドに対してサーフパンクのような音を連想してしまう人は少なくないかもしれない。しかし、スウィッチフットは、ガレージ風にギター音を歪ませたローカルサウンドとは一線を画している。

むしろU2やREM等、世界的な成功を収めたバンドたちと同様のスケールを感じさせる音を鳴らしている。そして、メジャーデビュー以来3枚目(通算6枚目)となる新作『Oh! Gravity.』は、より大きなバンドへとステップアップすることを約束されたサウンドに仕上がった。

今回、エクゼクティブ・プロデューサーとしてスティーブ・リリーホワイトが加わり、実際のプロデュースはティム・パーマーが携わった。U2をはじめ、キュアやパールジャムなどをプロデュースしたティムに関して、「僕らが目指していたゴールの達成を支援してくれる、うってつけの人物だった」と、このバンドのサウンドメーカーであり、ヴォーカル&ギターを務めるジョン・フォアマンは評した。

事実、前作で好セールスを記録した『ナッシング・イズ・サウンド』で見せたストレートなロックの路線をより明確化。個性的なギターの音色を生かすことにかけては誰よりも得意なはずのスティーブ・リリーホワイトが、ティム・パーマーを立てたことで、3人いるギターのうねりを前面に押し出し、バンドの勢いを出している。   もう1つこのアルバムで印象的なのが、すべての歌詞だ。もともと、社会性のあるメッセージを歌ってきたバンドだが、When success is equated with excess The ambition for excess wrecks usと歌う『American Dream』をはじめ、今回もまたアメリカの持つ闇の部分を訴える。しかも、どの曲も中学生でもわかるくらいのシンプルな言葉をリフレインしている。これは、バンドとしてはどんどん大きくなっていく一方で、自らの原点と信念を確認するようでもある。すでにバンドとしてのキャリアとしては10年を数えているが、いい意味で将来を占う勝負の1枚となっている。 


「Oh! Gravity」 switchfoot
¥2,5250(税込) ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより12月27日
日米同時発売 詳しくはこちら  http://www.sonymusic.co.jp/Switchfoot/

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