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第31回: 休みの多い日本の会社
執筆者: きょうこ先生
場所: 東京
掲載日: 2007-01-12
新年あけましておめでとうございます。みなさんはクリスマスからお正月にかけてのHoliday Seasonをどのように過ごしましたか? 日本でお仕事をされている方だと、クリスマスは平日で普通にお仕事、その後のお正月にやっとゆっくりお休みした人がほとんどだと思います。今年は年始の4日、5日に有給休暇を取れば、8日まで長期の連休が取れることもあり、普段長いお休みが取れない人もゆっくりできるチャンスがあったのではないでしょうか。かくいう私もその1人でした。
一方、クリスマスが1年で一番大きな行事となる欧米の人たちは、日本にいても12月の最後の週からお休みを取る人が多かったようです。外資系企業に勤める人の中には「ウチの会社は12月の最後の週は社内がガラガラ」なんて人もいました。クリスマスにしろお正月にしろ、この時期は「家族と一緒にゆっくり」が世界共通のようですね。
さて、日本にいる外国人たちは「国に帰る」という一大行事のため、長期休暇を取る人が多いようで、「やっぱり外国人はよく休むよね」と思われがちです。このことからも、一般的に日本人はよく働き、外国人はよく休む、という考えが定着しているようですが、私はアメリカで仕事をした時、逆に「え!日本はまた休み!?」と驚くことが多かったのを覚えています。
そう、日本には「祝日」がやたらと多いんです。お正月3が日のお休みにはじまり、2月は建国記念日、3月は春分の日、4月から5月のゴールデンウィークなど、ほぼ毎月のように祝日がやってきますよね。一方のアメリカにも「~Day」とカレンダーに書かれた日は多いのですが、そのほとんどが日本の「クリスマス」のように祝日にはならないのです。
私が勤めていた会社では、年のはじめに「今年の祝日」が発表されました。私は1年しか勤めていなかったので一度しかそれを体験していませんが、私がいた年の祝日は、1月1日(New Year)、1月第3月曜日(Martin Luther King の誕生日)、7月4日(Independence Day)、9月第1月曜日(Labor Day)、11月第3木曜&金曜(Thanksgiving Day)、12月25日(Christmas)の合計7日のみ。クリスマスイブはさすがにみんな仕事をする気がないのか、午後にお休みを取る人も多いようでしたが、少なくとも私のいた部署ではクリスマスの後にずっと休むなんて人はいませんでした。多少浮かれた雰囲気にはなっているものの、みんな26日から31日も普通にお仕事、1月2日にはいつも通りの会社に戻っていたのを覚えています。そんな状況で日本の会社とやりとりしていると、「また日本は休みかよ」なんて思うこともしばしばでした。
「働きすぎ」のイメージがある日本の方が休日が多かったという事実、意外ですよね。ちなみに、私の勤めていた会社では、夏休みなどでも1週間以上の長期休暇を取る人はいませんでした。私の場合、今回の年末年始で、有給休暇を2日取るだけで12月29日から1月8日までという長期休暇を取得できたのですから、アメリカ人にうらやましがられちゃうかもしれませんね。
とはいえ、実際には長期休暇を取る外国人がいることも事実だと思います。日本に戻ってきて最初に勤めた会社にいたカナダ人の同僚は、学校の先生をしている奥さんの休みと合わせ、ナント1ヶ月間まるまる夏休みを取ってヨーロッパ旅行へと出かけていましたからねぇ・・・ ただし、この1ヶ月休暇には、他の外国人たちも驚いていましたとさ(笑)。
