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井坂俊哉

Vol.3 世界を見て持てた夢

Vol.3 世界を見て持てた夢
井坂さんは、新しい世界でサッカープレーヤーの道をさがしていた。ただ、腰のケガの状態は悪くなる一方で、フィールドに立っているだけでも痛みが襲う状態。そんな時に出会ったのが、今までの自分の価値観とはまったく違ったサッカー。プロサッカー選手になることを諦めた時、また新しい夢が生まれた。

「サッカーのために留学していた僕は、最初イタリア系のサッカーチームに入りました。彼らはイタリア語でもしゃべりましたが、僕にはなるべく英語でしゃべってくれました。ただ、オーストラリアでサッカーをやっていてもケガの状態がよくならなくて。プロを目指していたはずだったのに、だんだんとサッカーに嫌いになりかけていきました。」

「そんな時、たまたまスペイン人のおじさんのチームでプレーする機会があったんです。彼らはみんな、1日をどう楽しむかに、つねに一生懸命で、サッカーも怒ったり笑ったりしながらプレーしながらやっていたんです。それを見て、初めてこんなサッカーとの関わり方があるのかと気づいたんです。その時に、プロ選手の夢を諦めて、サッカーとは楽しく付き合っていこうという気持ちになりましたね。ただ、子供の頃からプロサッカー選手になることしか頭になくて、365日のうち360日はサッカーでしたから。日本に帰ってからは何をしよう、僕からサッカーをとってしまうと何もない。そんな抜け殻状態になりましたね。そんな時に、今の事務所に社長に会って、俳優の道を考えたんです。サッカーをやっていた時からずっと夢を追っていたので、俳優も同じように夢を見ることも、いろんな人に夢を与えることができるかもしれないと思ったんです。それでこの道に入りました。」

「もし、留学せずに日本の高校に行って、ケガをしてサッカー選手を諦めざるを得なかったら、今の自分はどうなっていたかまったく想像できないですね。オーストラリアに行く前に、父親が世界を見てこいというアドバイスをくれたんです。それが新しい世界との出会い、新しい友達との出会い、そして新しい自分の可能性を引き出してくれました。

次回は、 “井坂さんにとっての関西弁は外国語?!関西弁習得のエピソード” についてです。
お楽しみに!

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