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第40回: パリで英語は通じる? 通じない?
執筆者: きょうこ先生
場所: 東京
掲載日: 2008-07-23
パリで英語は通じる? 通じない?
先日、フランス・パリに行ってきました。世界中から優秀な学生を集めて技術力を競う大会が行われ、その決勝戦がパリで開催されたのです。日本からも合計5人の学生が参加し、私を含め約10人の日本人報道陣が彼らを追ってパリに飛びました。
今回のパリ行きは、私にとって1年前のノルウェー出張以来人生二度目のヨーロッパです。ノルウェーではビックリするほど英語が通じたと以前ここにも書きましたが、パリは正直不安でした。私の周りでフランスに行ったことのある人の多くは、「フランスでは英語が通じない」と口をそろえていたためです。
私が知っているフランス語といえば「Bonjour」(こんにちは)と「Merci」(ありがとう)くらい。「やばい、これじゃホテルから一歩も出られないかも」と思いつつ、フランス語の勉強をするヒマもありません。ま、海外出張に出かけても、時間の都合上ホテルから全く出られないこともあるので、「ホテルから出られなくても自業自得」と、半分あきらめ気分で出かけました。
結局今回も仕事中心だったので、あまり外出することはなく、ホテル内では英語と「Bonjour」「Merci」だけで事が済んだのでほっと一息。ただ、それでも多少外に出て買い物や食事はしたので、何度かパリっ子と触れ合う機会がありました。その数少ないパリっ子との接触で得た感触は…… 「みんな意外と英語が話せるじゃん」というものでした。少なくとも数ヶ月前の出張先の中国よりは、レストランで英語が通じる率が高いことは確かでした。運が良かっただけなのか、恐る恐る簡単な英語で話しかけてみると、たいていの人は英語で返事してくれたのです。思わず「助かったーMerci!」って気持ちになりました。
でも、やはり異国に行く時はサバイバルできる程度の言葉は勉強していったほうがいいな、ということも実感しました。全くフランス語ができなくて、いきなり英語で話しかけると申し訳ない気持ちでいっぱいになるのです。日本にいるのに当然のように英語で話しかけてくる外国人も、あまりカッコよくないですもんね。今回も、せめて「英語は話せますか?」くらいフランス語で言えるようにしておくべきだったと反省しましたし、「お手洗い」を何と言っていいのかさえ知らない自分に「もーそのへんでおもらししろ!」と思ってしまいましたもの。運良く「お手洗い」は、フランス語でも日本語の「トイレ」に近い「toilettes」だとわかったので事なきを得ましたが、英語が通じそうな観光スポットの案内所で「Lady's Room」と言って通じなかった時はちょっとあせりました。
ほとんどの日本人記者は私と同じようにフランス語ができず、みんなで「数字と食事のメニューくらいは勉強しておくべきだった」と反省しつつ帰国しました。イベント自体はとても盛り上がったので、「来年もこのイベントを取材したいね」と話していましたが、来年の開催地はなんとエジプト。うーん、アラビア語かぁ。あの記号のような文字で、レストランのメニューが読めるようになるには相当時間がかかりそうです。
