ebenkyo

メインメニュー

関連の記事

eBenkyoの記事を検索

キーワード:
きょうこ先生

第4回: 押入れの奥深く眠る受験問題集

みなさんこんにちは、きょうこです。今までのコラムでは具体的な英語の勉強方法について何もお話しできなかったので、今回は少し勉強方法についてお話ししてみたいと思います。

本 職でないとはいえ英語講師をしている立場上、「英語の勉強をしたいんだけど、どうやって何を勉強すればいいの?」という質問をよく受けます。その人の現在 の英語力や目的によって勉強方法も変わってくるのですが、たいていの場合私は「受験問題集をやり直してみたら?」とアドバイスします。

「受 験英語なんて役に立たない」という話しはよく聞きますが、私はそれはトンデモナイ誤解だと思っています。もっとはっきり言ってしまえば、受験英語ができな い人の負け惜しみとでも言いましょうか。確かに、海外旅行に行ってトイレがどこにあるのかも聞けない人が、ひと昔前受験生の間で大ベストセラーとなった 「試験に出る英単語」に出てくるひとつめの単語、intellectを知っているからと言って、何の役にも立たないのは事実です。でも、多少英語ができる 人なら、intellectの意味くらい知っているでしょう?(おや?辞書を引く音が聞こえてくるぞ?)そう、受験英語は意外と「基礎英語」なのです。

確かに、受験英語には日常会話ではあまり使わないような難しい単語が出てきたり、まるで「解けるもんなら解いて みろ」と言わんばかりの意地悪な問題があるのも事実でしょう。それでも実際受験英語をきっちりやった人に聞いてみてください。必ずどこかで役に立っている はずです。現に、私のアドバイスに素直に従い、受験の文法問題集をひっぱりだしてひととおりやってみたという生徒さんは、TOEICの文法の点数が一気に 上がったそうです。もちろんその問題集だけが点数アップの原因ではないにしろ、本人曰く「やっぱりやってよかった」とのこと。私は彼が自分のアドバイスを 素直に聞きいれてくれたことの方が嬉しかったのですが、ほら言ったでしょ、と思ったものです。

もちろん、語 学というのは慣れでもありますし、細かい文法にこだわらなくても感覚だけでコミュニケーションが成り立つのも事実です。でも、やはり基本的な文法はきっち り身につけておいたほうがいいですし、TOEICの点数が700点前後の生徒たちでさえ、実は中学生レベルの英文法があやふやな人も多いのです。そんな場 面に出くわすと、私はつい「これ、中学の時に習ったでしょ?」といやみっぽく言って生徒たちを脅します。そうするとみんな「あ、そうだった」という顔をす るので、何となく習ったことは覚えているんですよね。それが応用できないということは、あやふやにしか覚えていない、つまり自分のものになっていないとい うことです。そのあやふやな知識を自分のものにし、文法を自由にあやつるようになるためには、やはり遠い昔にさかのぼって基礎を固めなおすのが一番なので す。

押入れの中で眠っている問題集、もう一度探してみませんか?

きょうこ先生の他のコラムはkyoko@careercross.comまで

バックナンバー

投稿