ebenkyo

メインメニュー

関連の記事

eBenkyoの記事を検索

キーワード:
世界で活躍する

第2回 グローバルで通用するキャリアとは? その2

前回のコラムでは、
・ 変化に柔軟に対応できる人柄とその仕事に対するより高度なスキルをもっている人
・ 語学力や国際コミュニケーション力がある人

がより必要とされてくるであろう、というお話をさせていただきました。

では、グローバルな仕事環境で通用する語学力や国際コミュニケーション力とはどのようなものなのでしょうか。

英語のテストで高い点数を取ったり、海外での生活経験があるかどうか、というものではなく、「自分の考えを感じ、よくきちんと相手に伝えることができること。」「相手に自分の考えを伝えることにより、自分の目的を成し遂げる事ができる」というレベルのものです。

最近では、海外でも多くの日本人が仕事をするようになってきました。私はロンドンを拠点をしているので、海外で活躍している芸術家、スポーツ選 手、企業のトップとお目にかからせていただくこともあるのですが、皆、英語や他の言語が流暢かというと、実際にはそうでない場合も多くあります。しかしな がら、彼らは、自分の考えを最も適切と思われるタイミングで相手に間違えなく伝え、相手との駆け引きを成功させ、人に感動を与えることもできます。その仕事に対する高い技術を持つことにより人を魅了し、変化に柔軟に対応することができるので、どのような場面に遭遇しても一つ一つ乗り越えていくできるわけです。

あるスポーツ選手が言いました。

試合中にチームメートがいっている英語が聞き取れなかったからといって「Pardon?(もう一回言っ て)」とはいえません。チームメートは「後ろから敵が来ているからお前は右に走れ。そこでパスを出せ。」と一度叫ばれたら、それっきりです。同様に、自分 が指示を出すときも「えっと、いったん後ろに戻せ、と英語でいうには何というのだっけ。」などと考えている暇は一秒たりともありません。

ミーティングルームに入った際に、クライアントが「寒いから風邪を引いたみたいだ。」といっているのに「大丈夫?」の一言もなく、(英語のことで頭 がいっぱいなので)「今日のミーティングの要件は・・・」ということで切り出しては、語学が流暢かどうかという話の前にまず、その人の人間としての キャパシティーが疑われることでしょう。

グローバルな語学力、コミュニケーション力というのは、もっと人間的な部分で、感動し、感動を与える事ができるかどうか、という人間的な優しさに基づいているものだと思います。

ご意見、ご質問をお気軽にお寄せください。廣綱 晶子 hirotsuna@business-paradigm.com

バックナンバー

投稿