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第5回: きょうこ式問題集選択法
前回「受験問題集をやってみよう」という話しをしましたが、受験問題集は捨ててしまったので新しく問題集を購入したいと考えている人もいらっしゃることでしょう。そんな時どんな問題集を選べばいいのか、今回は私の個人的な好みで問題集選択方法を話してみたいと思います。
問題集を選ぶ時私がいつも基本にしているのは、参考書のように文法の理論をくどくど書いてあって、それを読んでから問題に取りかかるような問題集より、理論を書くスペースがあるのならそのスペース分問題数が多いものの方がいい、ということです。つまり、理論の数より問題数、これがきょうこ式問題集選択法です。
実際、解説を読んでもピンと来ないけど、問題数をこなしていくと「あー、こういうことね」というのはよくあるもの。ならば解説など置いておいて、始めから問題をやって自分で解釈していく方がずっと「体で覚えられる」はずなのです。もちろん、問題を解いても文の構成がいまひとつわからない場合は解説も頼りになりますが、文法パターンって意外とシンプルですから、「わからないな〜」と思う文をそのまま丸暗記してしまうだけで、次によく似た構成の文章に出会うと、「こういうことか」と、納得したりするのです。
丸暗記勉強法は応用が利かない、だから日本人の勉強方法はだめなんだ、という意見もどこかで誰かが言ってたような気がしますが、そんなの私は無視無視。だいいち、言語なんて覚えないとどうしようもないものなんですから。私の中学・高校の頃の英語勉強法なんて、教科書を丸暗記していただけでした。高校受験に至っては、受験問題集も手にしたことはありません。塾に通っていた友人は「S+V+O」だとかわけのわからないことを言っていましたが、教科書を丸暗記していただけの私の方がずーっと成績は良かったし、今でもあの頃いろんな文章を丸暗記したことはとっても役に立ったと思っています。
まー社会人になって勉強を始めようというみなさんに「教科書を全部暗記しろ」というのは酷ですから、そんなことは言いません。学生相手に家庭教師をしている時でさえ、「全部覚えて」なんて言うと生徒はいやがりますから、いつも重要な文章だけを覚えさせていました。(それだけで成績アップするんだからスバラシイ。)でも、問題集の問題の数は多いに越したことはないのです。たくさんの問題をこなすことで、文章パターンにも慣れてくるのですから。そうそう、誤答した問題は間違えなくなるまで繰り返しやってくださいよ。「間違えなくなるってことは、ただ単に答えを覚えてしまっただけじゃないの?」って?そう、そのとおり。でも、答えを覚えるってことは、文法パターンも覚えたことになるので、心配しなくていいのです。でも「ここの答えはA、B、CのうちのA」なんて覚え方はダメですけどね。だから、選択群から答えを選ぶパターンの問題集がイマイチだってことも、問題集を選ぶときのアドバイスとして付け加えておきましょう。
言語を学ぶ際には、「習うより慣れろ」 ―― これ、基本ですよね。
きょうこ先生へのおたよりはkyoko@careercross.comまで
